錠剤・散薬分包機
錠剤・散薬分包機を導入するメリットや選定ポイント、散薬分包機を扱っているおすすめメーカー、各メーカーのラインナップなど、詳しくご紹介します。
錠剤・散薬分包機メーカーをご紹介
錠剤散薬分包機を扱っているメーカーは数多くあります。ここでは中でも取り扱い台数が多く、清掃性にも優れているおすすめメーカー2社のラインナップを紹介します。

- 社会医療法人財団白十字会燿光リハビリテーション病院
- 西岡病院
- 宮城県立精神医療センター
- 全自動錠剤散薬分包機Ai-1920win
- 全自動錠剤散薬分包機io-1620win IF LUMIO
- 全自動錠剤散薬分包機io-80win Romeo
- 全自動錠剤散薬分包機Di-8080-44 S12
トーショーの錠剤散薬分包機・Ai-1920winについて詳しく紹介
コンパクトかつ大容量なトーショーの錠剤散薬分包機・Ai-1920winシリーズの機能や特徴を見ていきましょう。

https://www.tosho.cc/products/ai-1920win/
最大192個のカセットを収納できるスライドキャビネット式
Ai-1920winは、幅102cmx奥行74cmのスペースに設置できる小型錠剤・散薬分包機です。優れたカセット搭載数を持ち、最大192個のカセットを収納できます。正面に引き出すスライドキャビネット式なので、カセットの入れ替え時もスペースを取る心配はありません。
清掃しやすい引き出し式のR円盤テーブル
薬を分包するR円盤テーブルは2枚搭載されており、最大50包/分の高出力で分包作業をスピーディーにこなします。リニューアルして引き出し式に変更されたので、マシンに付着した粉末なども、隅々まで清掃しやすいのが嬉しい点です。
オプションでU2ゾーンやカラーマーカーの搭載も可能
使用環境に合わせたオプション機能も充実しています。U2ゾーンカセットを追加すれば、特定多数のカセットの自動サーチが可能に。カセットを効率的に入れ替えながら、より多くの錠剤の分包がスムーズに行えます。また、用法別に色分けできるマーカーユニットを追加すれば、薬剤師の負担をさらに減らすことが可能です。

- 公式HPに記載がありませんでした
- 散剤・錠剤分包機Crestage-Lite3:本体仕様SYS-093J2・自動錠剤供給装置仕様T'ZA-M41L・T'ZA-M11L・T'ZA-64L
- 散剤・錠剤分包機Crestage-Solo2:本体仕様SYS-093J2・自動錠剤供給装置仕様T'ZA-M42S・T'ZA-M10S・T'ZA-61S
- 散剤・錠剤分包機Crestage-Pro2:本体仕様SYP-186J2・自動錠剤供給装置仕様FUS-100J1
- Crestage-Nano:本体仕様SYN-045J1・自動錠剤供給装置仕様T'ZA-M42・T’ZA-M10・T’ZA-61・T'ZA-SE06
- 散剤・錠剤分包機Stala21GP
- 散剤・錠剤分包機OT-3A
タカゾノの錠剤散薬分包機・Crestage-Pro2について詳しく紹介
タカゾノの錠剤散薬分包機の中でも、便利な自動クリーニング機構を搭載しているのがCrestage-Pro2です。主な機能や特徴を見ていきましょう。

https://www.takazono.co.jp/products/sanzai_jozai_bunpouki/crestage-pro2/
高速・高精度のハイグレード
モデル
Crestage-Pro2は2枚の円盤テーブルを搭載した、タカゾノ錠剤散薬分包機のハイグレードモデルです。分包速度は最速で毎分50包と高出力で、999包までの長期処方にも対応ができます。散剤、錠剤、散剤同時、散剤交互など、20種類の薬の一包化が行えるので、分包作業を大幅に効率化することができます。
自動で清掃するクリーニング機構を装備
Crestage-Pro2の魅力のひとつが、メンテナンス性に優れていることです。マシン本体には分包終了ごとに自動で集塵・清掃を行ってくれるパワフルなクリーニング機構を搭載。残薬が生じにくいフィーダーやクリーナーなども装備されているので、掃除の手間いらずで使用することができるでしょう。
オプションで錠剤供給装置の設置が可能
タカゾノの錠剤散薬分包機は、全て自動錠剤供給装置がオプションで選択できるようになっています。機種によってはサイズが選べるので、使用状況に合わせたカスタマイズが可能です。自動錠剤供給装置TZAには、紫外線から薬剤を守るカセットや、盗難を防ぐロック機構が標準装備されています。Crestage-Pro2では、最大100カセットを搭載したTZA-100を装備できます。
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その他、錠剤散薬分包機を取り扱っているメーカーを紹介
湯山の錠剤散薬分包機は全12台の豊富なラインナップから選べます。オプションで独自のバリアブルカセットやユニバーサルカセットの装着ができるので、錠剤の種類が増えた場合でもスムーズに一包化が行えます。バリアブルカセットをはじめとしたオプションは後付けも可能。小型モデルは幅76cmx60cmのスペースに設置できるので、小さな錠剤散薬分包機をお探しの方にもおすすめです。
- 取扱い台数
- 12台
- 所在地
- 大阪府豊中市名神口1-4-30
日進医療機器では錠剤・粉剤・混合の分包が行える自動分包機を2台取り扱っています。マシンの本体価格が58万円とリーズナブルで、他社メーカーと比べて一包化にかかるコストを抑えられるのがメリットです。分包速度は最速で毎分35包とやや低出力ではありますが、分包紙の幅を細かく設定する機能などもあり、ロスの削減が可能です。
- 取扱い台数
- 1台
- 所在地
- 大阪府大阪市中央区道修町1-4-2
すみれ分包機では、錠剤と散剤の両方に対応した6種の分包機を扱っています。手軽に操作できる卓上型分包機の取り扱いが豊富なので、小規模の薬局でも導入しやすいでしょう。また、分包と束ねる作業を一体化したハイスペックモデルでは、最速で毎分120包の高速分包も行えます。他にも分包機用の印字装置などが個別に販売されており、足りない機能を補いたいといった場合にも便利に利用できそうです。
- 取扱い台数
- 3台
- 所在地
- 東京都文京区本郷2-11-2 お茶の水スカイハイツ1階
医療機器の卸販売を行っている村中医療器では、小型から全自動まで計3台の錠剤散薬分包機を扱っています。ハイスペックモデルに当たる全自動分割分包機は、毎分55包の速さで散剤、錠剤、散錠同時、散錠交互などの多種多様な薬の一包化が行えます。最大999包の長期処方にも対応しているので、大規模な病院にも導入が可能です。
- 取扱い台数
- 3台
- 所在地
- 大阪府大阪市中央区船越町2-3-6
動物病院を対象に医療機器を販売しているアトムベッツメディカルでは、操作性に優れた全自動散薬分包機を2種取り扱っています。過誤を防ぐ6色のLEDガイドや、タブレット型のLEDパネルで操作をアシスト。錠剤の分包を効率化するユニバーサルカセットやバリアブルカセットの搭載ができるのも魅力のひとつです。
- 取扱い台数
- 2台
- 所在地
- 京都府京都市上京区行衛町452-3
錠剤・散薬分包機を導入するメリット
錠剤・散薬分包機とは、錠剤、カプセル剤、散薬、ドライシロップなどを自動で袋詰めできる機器のことです。錠剤と散薬の一包化に対応した錠剤・散薬分包機と、散薬のみに対応した散薬分包機の2種類があります。
錠剤・散薬分包機を導入することで、散薬を計量する手間をなくし、多種多様な薬を一袋ずつ分ける手撒き作業を自動化できます。処方薬の種類や数が多い際の服薬漏れを防止したり、作業時間を短縮することで患者の待ち時間を減らせるのもメリットです。
また、手作業とは違い、機械で処方内容に合わせて正確に一包化できるようになることからも、昨今、調剤薬局では手撒き作業の自動化が求められています。
錠剤散薬分包機はこんな調剤薬局におすすめ
- 錠剤や散薬、ドライシロップなど、多種多様な薬を扱う
- 手撒き作業の時間を短縮したい
- 処方薬の種類や数が多い際の服薬漏れを防ぎたい
- 患者の待ち時間を減らしたい
- 業務を効率化し、患者に薬の説明をしっかり行いたい
錠剤・散薬分包機の選定ポイント
粒子の小さな粉薬は湿気や静電気でマシン内に付着することがあるため、錠剤散薬分包機を選ぶ上では「清掃性」が重要な項目となります。現在、散薬分包機を使用している薬剤師のアンケートでも「掃除のしやすさ」については不便を感じている声※が多いので、掃除のしやすさについても注意して確認するとよいでしょう。
また、散薬秤量を自動化できる全自動散薬分包機は、大型の薬局で導入される傾向にあります。マシン自体のサイズも大きいため、ある程度の設置スペースが必要です。
自動分包機にはこの他にも錠剤のみに対応した「錠剤分包機」、散薬のみに対応した「散薬分包機」があります。導入の際には、機能性や操作性もチェックした上で薬局の規模に合ったマシンを選ぶことが大切です。
※参照元:PR(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000061619.html)