富士フイルムホールディングス

日々の薬局業務に欠かすことのできない調剤機器。ここでは、富士フイルムホールディングスが取り扱う調剤機器をご紹介します。また、実際に富士フイルムホールディングスの機器を導入している施設の導入例をはじめ、保証やメーカーの特徴についてもまとめました。

富士フイルムホールディングスの調剤機器を導入した薬局・ドラッグストア・病院の導入事例

豊丘薬局

導入した機器

• 一包化監査支援システムPROOFIT 1D

監査業務の負担軽減のために導入した薬局です。光で刻印を見えやすくする独自の技術により刻印抽出と強調を行い一覧表示。薬剤の種類や数量の判定を行います。

また、現在販売されているPROOFIT 1D Ⅱでは、富士フイルムならではの画像認識技術により高速・高精度での錠剤検出を実現。透明カプセルや特殊な形状の薬剤などの検出精度も向上しているだけでなく、新旧刻印の混ざった一包化薬の監査も可能としています。

PROOFIT 1D Ⅱでは1分間に約40包の読み込みを行うので、長期処方の一包化薬の監査も可能です。豊丘薬局では、この監査システムの導入により錠剤やカプセルの写真が綺麗に撮影でき、監査に役立っているようです。

あい薬局

導入した機器

• 一包化監査支援システムPROOFIT 1D

施設入所の方の調剤も行う薬局です。複数の慢性疾患を抱える患者は一包化される薬の種類も増えることが多く、監査に大変な時間を要します。薬剤師による目視の監査では、どうしてもミスを100％防ぐことは難しいものです。

そこでPROOFIT 1Dを導入。機械による高精度の錠剤判定技術と人の目による画像のチェックというダブルチェックにより、正確な薬の一包化の作成に貢献。施設からの依頼が多く、正確な調剤を行う薬局として信頼されていることがうかがえます。

康仁薬局牛田店

導入した機器

• 監査支援システム PROOFIT

内科呼吸器科の近隣に位置し、3割が面処方の薬局です。喘息や生活習慣病の患者の来局もあり、監査のリスクも大きいために導入。PROOFITは、調剤された薬品名や数量が、処方箋のデータと一致しているかを判定します。

作業は、タッチパネルから患者を選択し、薬剤をステージに載せ撮影ボタンを押すのみ。錠剤を輪ゴム等でまとめてある状態でも判定可能です。ステージに載せながら人の目でチェック、機械による高精度な判定、さらに監査記録保管も行うことができ、ワンステップでトリプルチェックを実現。現場で働く薬剤師の安心感や心強さに繋がっています。

富士フイルムホールディングスで販売している調剤機器

• 監査支援システム PROOFIT
• 一包化監査支援システムPROOFIT 1D Ⅱ

富士フイルムホールディングスの特徴

引用元HP：富士フイルムホールディングス公式
https://www.fujifilm.com/jp/ja

写真フィルムで培った技術を生かし、医療業界で活躍

富士フイルムホールディングスといえば、薬局だけでなく病院での画像診断の機械等も開発している会社。写真フィルムのメーカーとして第一線を走ってきた会社として、PROOFIT 1D Ⅱに採用されている光で刻印を見やすくする技術など、画像認識技術が特に優れています。薬局での調剤機器は監査システムに特化していますが、独自の強みを十分に生かせる領域と言えます。

保証やアフターケア

富士フイルムホールディングスは、部門ごとに全国様々な場所に事業所が存在します。医療機器のメンテナンスに関しては、機器購入後に医療システム管理情報支援サイトに登録することで、会員に向けてユーザーサポート情報が提供されています。

価格情報

公式サイトに価格の記載は見当たりませんでした。ホームページ上で随時問い合わせは可能なので、まずはいちど相談してみると良いでしょう。

富士フイルムホールディングスの会社概要